音楽への切符

1月は東京でも雪がちらつきましたね。

リトミックでも教室の中に雪を降らせました。真っ白な薄紙がふわふわと落ちてくる様子をよ~く見てから、早速自分たちでもやってみました。

薄紙を手でそっとつかんで離す手や指の感触を感じ、ふわふわと落ちてくる雪をしっかりと目で追い、そしてそして ふわぁ~っと雪の舞う音ってどんな感じかな?

イメージの中で感じる雪の冷たさ、吐く息の温かさ。こんなこと全てを音や音楽でも体験しました。

まづは、一番小さい子ども達は全てを体験するところから。

お母さんやお父さんと音楽でいっぱい遊べて楽しかったね~(^^)?という所を大切にしながら、五感を活かして音とふれあう体験をしていきます。

大きな子ども達のクラスでは、イメージにピッタリの音を自分たちで見つけたり、次々と雪の遊びを考えて動きで表現したりと、創造的な部分も増えていきます。

日本では子どものためのものと思われているリトミックですが、実はもともとは音楽を専門に学ぶ音楽学生のために考えられたメソードでした。  リズム運動、ソルフェージュ、即興 という、三つの大きな柱があり、これらをどんな形で料理し、年齢に合った形で噛み砕いて伝えていけるかが、教える立場としては やりがいがあり、楽しいところなのです。

ベビーリトミックで音楽への入り口へいらした皆さん、実は奥が深いリトミックで、もっともっと楽しい音楽の世界に誘われませんか??